銀行借入の時の面談・交渉・ヒアリング5つのポイントと覚えておいて欲しいこと

銀行の看板イメージ画像

銀行からお金を借りる時(資金調達する時)、特に初めて事業性の資金を借りるような時はどうしても面談・交渉・ヒアリングということが起こりえます。

普通のサラリーマン・主婦の方が副業・起業・開業などで銀行の窓口に相談に行ったり、その後とのやりとりでの面談やヒアリングの要請がきたら不安になって戸惑ってしまう人もいるかと思います。

今回の記事はそんな銀行(銀行員)とのやり取りでの不安・心配を解消するというか、気をつけて欲しいポイントを取り上げました。

【今回の記事が役に立ちそうな人】
■ 銀行員との面談・交渉・ヒアリングにおいてどんな感じで話せばいいのか心配な人。
■ いずれ銀行から資金を調達する予定・可能性のある人。
■ 銀行員とのやり取りにおいてどんなことに注意したらいいのか、知りたい人。

元銀行員で支店長・個人ローン関連部長の経験ありの私・秋田秀一がわかりやすく解説します。時間に余裕のある方はいちばん最後にある動画をご視聴ください。

目次

銀行担当者との面接・交渉・ヒアリング時の5つのポイント

銀行との面接・交渉・ヒアリング5つのポイント

相手も知らないことがある。教えてあげる、という気持ちが大切

そもそも銀行員すべてが万能選手ではありません。今日、あなたと応対する担当者が・・・実は、昨日まで個人ローンの専門で(それ以外の仕事をしたことがなく)事業性のローンや法人担当は「初めて」の経験かも知れないのです。

また、融資(審査)のベテランでも今まで経験したことのない「業種」や「業態」があるのは当たり前です。銀行の支店も街中にあったり、工業団地内にあったり、団地内にあったり、田舎の幹線道路沿いにある支店だったり、大都会のビルの2階にあるお店だったり・・・さまざまです。経験が違う銀行員が「うようよ」いるのが普通です。

秋田秀一

あなたがネイルサロンのお店をオープンしたくて銀行に相談に行ったとしましょう。

ネイルサロンで使われる機材や、専門的な道具などについて銀行の担当者があなた以上に知っていることはマレです。

■ だから、教えてあげましょう。あなたの専門的な知識を教えてあげることは相手も喜びます。
(勉強になるからです)
■ かといって、あなたが上に出て、マウントをとるようなことはNGです。バカにするようなことは論外です。
■ 謙虚な中にも親切に「いっしょになって成長していきましょう」というスタンスがいちばん大切です。

知らないことは「知りません・わかりません」で大丈夫!

ウソはいけません。いずれバレます。

■ 知らないことは・・・「知りません」
■ わからないことは・・・「わかりません」
■ どうなんでしょう?は・・・「今度、調べておきます」で大丈夫です。


口から出まかせとか、自信のないことなどを「それこそ上から目線で」話せば・・・逆効果です。なぜなら・・・

秋田秀一

銀行員は「裏を取る」のが大好きな人種です。裏付け、証拠書類、根拠(エビデンス)を追求するのが得意でもあります。・・・ご注意を!

一度でも「あの人、口から出まかせを言うタイプの人間だね」=「ウソを言うタイプ」=「裏切るタイプ」とレッテルを貼られたら大変です。

だから・・・

■「わかりません」「知りません」「今度、調べておきます」でOKです。
■ 知らべておきます、と回答したら(できるだけはやく)調べておくことはもちろんです。
■ あとで「どうなりましたか?」と質問された時に・・・対応できなかったら、、残念な結果につながるかも知れませんから。

対応・回答はスピーディーに!

老婆心からのアドバイスです。

(今現在は)どっちにボールがあるか、ということを常に意識しましょう。(お互い誤解していたり、錯覚していたら大変ですけど)

とにかく「質問」「資料の要求」「調べもの」などが相手から飛んできたら・・・できるだけはやく対応することがおススメです。遅れることで「誠意がない」とか「真剣みが足らない」とか「いい加減な人だ」と思われたら大変です、というかもったいないです=損です。

■ 満点の答案で遅いよりも、90点の答案ではやく回答する方が印象は良いのです。
(そもそも、満点の回答なんてありえません)
■ 今日の99点は、翌日になれば世界・日本・環境が変わることで90点まで目減りするかも知れないと思ってください。(遅くて満点に近づけるよりも、はやくて合格点ギリギリの方が好印象です)
■ とにかくボールは「はやく返す」ということを忘れないようにしてください。

二股かけるのはNG?・・・ズバリ、避けた方がおススメです

効率を考えたら同時並行的に複数の銀行に同じ案件(話・計画)を持ち込むのがいいように思えますが・・・

相手(銀行や銀行の担当者)との人間的な関係の親密さにもよりますが、またケースバイケースでありますが、二股は避けた方が無難です。

もちろん最初に相談した銀行または銀行の担当者が「遅い」ことでしびれを切らすこともあるかも知れません。

その時は遠慮なく「つつき」ましょう。相手にいつ頃に回答をもらえるのか問い合わせる・尋ねる・聞くことは失礼なことではありません。

秋田秀一

交渉ごとですから、嫌みにならない程度にプレッシャーをかけるのは悪いことではありません。

(あなたが新規で副業や起業・開業の相談をする場合だと設定すると・・・)
■ 二股はNGです。
■ あまりに(回答や手続きの処理スピードが)遅いようなら・・・いつまでに返事がもらえるのか約束を口に出しても構いません。
■ 担当者の処理能力が劣っているのか、サボっているのか、そこのお店自体に問題があるのか・・・不明です。なので、締切を「区切る」というのは大切なことです。
「いついつまでに回答をいただけませんでしょうか」という話題を口に出してみることは失礼なことではありません。

「あきらめない」ことが大事。14の銀行に振られたけど15番目にOKもらえた、という例も!

最終的には「あなたの夢の実現」がいちばん大事です。

昔テレビで、とある有名人が「相談に行く銀行行く銀行、ローンの申込みを断られた。15番目に行った銀行でやっとOKがもらえた」という話を聞いたことがあります。

某漫画・アニメの有名なセリフではありませんが・・・あきらめたら(そこで)終わりです。

まあ、断られると(普通の人は)精神的に参りますけど。

■ あきらめない、ことが大事。
■ 場合によっては私までお問い合わせください。相談に乗れるかも知れません。
※ セミナー参加者さま・コースの受講者さまは遠慮なく相談の連絡をください。もがきながらでも前進できたらうれしいことと思っています。なぜなら・・・一度きりの人生ですから。

銀行(銀行員)との面接・交渉・ヒアリング5つのポイントまとめ

1.教えてあげる姿勢、いっしょに勉強しながら成長する姿勢、が大事。
2.わからないことは「わかりません」・・・ウソをつかない。
3.スピーディーな対応。常に「ボールがどっち側にある?」と考える。自分の側ならすぐに”返す”
4.二股かけるのはNGだと考える。
5.あきらめない。将来、笑い話や波瀾万丈の武勇伝になる日が来るかも知れないから。

またまた老婆心から少しばかりアドバイスを・・・

忘れて欲しくないこと

どんなに素晴らしい計画・プロジェクト・案件であっても・・・最終的には、銀行は「人をみて」お金を貸します。

プロジェクトそのものに(社長が変わっても構わず)お金を貸す場合もありますが、普通は相手の人なり、人間性をみて判断するのです。

■ 銀行員は、個人の一人一人が「株主代表訴訟」から訴えられる可能性があるというリスクを抱えています。
■ 大切な預金者のお金や、株主の出資金(資本金)を人に貸し出します。
■ だから人間性を見て判断して、その上で「貸出」をします。

■ 拳銃を買いますからお金を貸してください。・・・①
■ 大麻、麻薬を作りますからお金を貸してください。・・・②
■ そのうち、日本国内から海外へと逃げ出すかも知れませんけど、お金を貸してください。・・・③

秋田秀一

①と②は論外ですが・・・
③の人を、最初の段階で見抜けるものでしょうか?(途中から、悪いことに手を染めて人格が変わる人もいるかも知れませんが)

まとめ

【まとめ】
■ だからこそ「人を見て」その「人間性」にお金を貸すのです。
■ この人だったら、いざ事業が傾いても・・・夜逃げすることはないよね。ちゃんと銀行に報告・相談しに来てくれるよね、そんな人だと判断できるもんね、という思考をするのです。
■ (だから5つのポイントでも述べましたが)ウソを言ったり、不誠実な態度をとったりすることは止めた方がいいのです。

銀行は決して行きにくいところではありません。一般の人々が思っている上に「気楽」に行ける場所です。どうぞ勇気を出して「足を踏み入れて」ください。

あなたの夢が実現することを心より祈っております。

ここまで本当にありがとうございました。

秋田秀一

【追伸】
動画はこちらです。

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この記事を書いた人

秋田秀一と申します。地方銀行に約31年間勤務して定年退職後に起業しました。正直60歳過ぎの中高年です。気力・体力が日に日に右肩下がりです。
そんな自分の体験・経験と今やっているビジネスから企業経営者のご子息(将来の後継者候補)が新社会人として第一歩を踏み出す方向けに老婆心からのアドバイスの場を作ることにしました。(当ブログになります)
また、元銀行員ですから資金調達や借金返済についてもアドバイス・応援ができるかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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