ローン・クレジットカードイメージ画像
今や空前の低金利ブームです。住宅ローンもマイカーローンも・・・各金融機関がこぞって低金利を訴えています。
(正直にいいますと・・・)信じられない水準なのです。素直に「今の人たちはいいですね~」と羨ましくもなります。

一方でCM・PRの過熱と同時に、勧誘方法や訴求方法において惑わされるような表現もみられたりします。本当のところは、どうなの?と感じたりする人も多いのではないでしょうか。
とりわけ住宅ローンなどは長期にわたっての返済となります。ほんの少し金利が違うだけで・・・生涯的にはかなりの差が生じたりするのも事実です。(見た目の低金利などにつられることがないようにしたいものです)

いちど金利の仕組みというか、計算方法について理解しておくことは非常に大事だと思います。人生において決して損はしないはずです。
その上で十分に検討して、決断というか選択されることお薦めします。
理解することで、クレジット(とりわけキャッシング)やカードローンなどに頼りすぎると、いかにもったいないか=損をするか、ということを感じることができるようになります。

となれば、借金はできるだけはやく返すことが重要なことなんだ、ということも自然と認識できるようになります。ぜひ、いちど自分なりに電卓たたいて計算してみてくださいとは言いませんが、頭の中で考えてみるだけはしてみてください。

借金(マイナス)から資産・財産構築(プラス)に舵(かじ)をきったような人は、金利や支払利息、ひいては人生においての損や得について理解・認識している人だと思います。せっかくの人生なのですから・・・

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金利計算・支払利息を算出してみよう! おおよその返済額のイメージが自分で認識できたら気持ちが変わる!

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借金をしたり、クレジットカードでキャッシングしたりする時に、金利・利息の概念をきちんと理解して認識しておくことは大切です。負の資産(借金)をはやく返そうという意識が働くのと、漫然とした毎日で惰性的に借金を繰り返している人との違いが、ほんのちょっとの意識の違いから生まれているのかも知れません。

簡単に金利・支払利息のイメージ(金額など・・・ひいては返済していくことの大変さ)がわいてくるようなエクセルファイル=金利・支払利息計算シートを用意しました。眺めてみるだけでもいいかと思います。

⇒ 金利(支払利息)計算シート(エクセルファイル)・xlsx

⇒ 金利(支払利息)計算シート(エクセルファイル・旧ファイル.xls)

元金均等方式での返済額と支払利息(金利)を計算してみる

まずは、いちばん単純な計算方法をご案内します。算数のレベルです。

【前提条件】・・・※この前提条件は(本ページの事例では)ずっといっしょだとします。
・金額1,000万円
・金利2.4%(月利に換算すると2.4%÷12ヶ月=0.2%)
・期間10年

この条件で試しに(まずは利息を)計算してみましょう。1,000万円×2.4%=24万円・・・年間の支払利息です。
もし毎月の利息を知りたい時は、24万円÷12ヶ月=2万円ということですね。

ここまでは単純です。でも、これって元金をずっと返さない場合の計算です。
実際には、少しずつ元金は減っていきます。

(次の事例は単純に10年間で1,000万円を返済する場合とは違いますけど)
もし、毎月10万円ずつ返済するとしたら・・・(普通は)借りた次の月に、10万円返して元金残高は990万円になります。そして、また次の月は、10万円返済しますから残高は980万円・・・という具合に少しずつ減少していきます。
なので、本来はそれぞれの月の残高に金利(ここでは2.4%)を掛けてその月毎の支払利息を算出するのが正統派というか、当たり前のやり方です。

でも、それだとエクセルなどの表計算を使ってずっと算出すれば別ですけど、それでも計算式を入れ込んでエクセルファイルをつくり込むのが大変ですし実際には面倒です。

それで・・・もっと単純なやり方をご案内しておきます。数字に強い方ならすぐピンとくるかと思います。

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最初に1,000万円借りています。最後は、その元金がゼロになります。ということは・・・

平均すると(1,000万円+0(ゼロ))÷2=500万円ということになります。

なので500万円×2.4%=12万円が、平均的な1年間の支払利息となるのです。あとは、それが10年間続きますので

12万円×10年間=120万円がトータルで支払う利息分ということです。
つまり、1,000万円を金利2.4%で10年間借りると・・・元金を1,000万円と利息分120万円を返済する、ということになるわけです。

じゃあ、毎月の返済額は(だいたい)いくらくらいになるのか・・・というと

(1,000万円+120万円)÷10年間÷12ヶ月=約93,333円となります。ただし、元金均等は元金が多い(多く残高の残っている)最初のうちは、それよりも多い金額になりますし、期間10年の半分・5年を過ぎたら、当然のごとく平均よりも少ない金額の支払いになるのはわかるかと思います。

※先にご案内したエクセルシートも参照してみてください。
⇒ 金利(支払利息)計算シート(エクセルファイル)・xlsx
⇒ 金利(支払利息)計算シート(エクセルファイル・旧ファイル.xls)

電卓金利計算イメージ画像

元利均等方式の計算とは・・・毎月一定額で決まっていた方が考えやすいけど・・・

あっさり言いますね・・・ズバリ手計算だと大変です。エクセルの関数を利用したり、グーグルの検索窓にそのまま計算式を入力する方が簡単だと思います。

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【1】まずはエクセルでの関数を利用する場合
PMT(利率, 期間, 現在価値)という計算式に数値や参照セルを入れ込むだけでOKです。
現在価値=期間と読み替えてください。また、利率は月利、期間は月数です。具体的にはこんな感じになります。
=PMT(2.4%÷12ヶ月,10年×12ヶ月,10年)で算出されます。

実際の数値は、約93,816円となります。

※答えは、-(マイナス)で表示されます。実際に「支払うべき額」という感じです。

もちろんエクセルシートにもあります。

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【2】もう一つのやり方。グーグルの検索窓に直接計算式を入力するやり方

(10000000*0.002*1.002^120)/(1.002^120-1) を検索窓にコピペします。

※機械的に加減乗除の決まりごとはそのまま使用してください。

(元金1,000万円×月利(年利÷12ヶ月)×(1+月利)∧(期間10年×12ヶ月)÷{(1+月利)∧期間-1)

いっしょですね。約93,816円となったと思います。

グーグルの検索エンジンって凄いですね。

※エクセルシートにも事例的に算出していますが、元金均等より若干返済額が高くなっているようです。まあ、元利均等方式の方が、だいたい毎月の返済額がいくらになるのか、という時には考えやすいですね。

アドオン方式で算出してみると・・・大変なことに!

よくテレビCMで見かけたりしませんか?
「今なら、春の卒業・新社会人のための特別セール、特別金利! 憧れのあの車が、1.9%!」みたいな広告です。
特に自動車会社=カーディーラーが販売促進している時のセール金利で見かけたりしませんか?

銀行などで車のローン(マイカーローン・オートローン等)を借りる場合よりも(見た目、圧倒的に)安い・低い金利水準です。

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このアドオン方式というのが、くせものなのです。

ひとことでいうと、元金が減っていないような形で金利を計算します。
実際はずっと(毎月毎月)元金は減っていくのですが・・・当初の金額(1,000万円)をずっとそのまま借りたものとして計算されるのです。

エクセルファイルでのアドオン方式での数値と元金均等・元利均等での数値を見比べてみてください。

意外なくらいの数字の違いにびっくりされるかも知れません。

エクセルシートでの事例で検証するなら、元金均等・元利均等方式での金利2.4%と同じようくらいの水準になるためには、アドオン方式だと金利1.2%にならないとトータルで支払う利息がいっしょくらいにはなりません。

半分の金利水準です。とんでもないですね。

車のローンなどを組む時には、見た目の安い金利水準に騙されたりしないように心掛けてください。
カーディーラーなどで安い金利・低い金利水準の数値を目にしても、アドオン方式での金利水準ではないか、ということを意識してください。注意するようにしてください。

まとめ 借金するなら一度は自分で利息計算、返済額の計算をやってみる!

もちろん、銀行等の窓口で相談すれば、(銀行員の側が)パソコンや計算機を使って算出してくれますし、いろんなバリエーションで数値を確かめることもできます。

まあ、相手が人間ですから(あなた自身が納得がいくまでずっと)ケーススタディをお願いし続けるのも気がひけますね。
かといって中途半端な状況で選択・決断するもよりも納得いくまでシミュレーションしてみることが非常に大事です。

まして住宅ローンだとも一生に一度というレベルの買い物ですから。

それで銀行員などにずっとシミュレーションをお願いするのもいいですけど、自分の手を使って、実際に電卓を操作して(スマホの電卓機能でも構いません)、計算してみてくだい。
少しでも金利水準や支払利息のレベル感を実感できると思いますし、他人事でなくなってきます。たとえ皮膚感覚でも、高い・安い(低い)、毎月このくらい支払いが発生するのか、と感じるだけでもプラスです。

人生を見つめ直すきっかけになるかも知れません。人生を創造し直すスタート地点になるかも知れないのです。

クレジットカードイメージ画像

老婆心ながら・・・クレジットカードを利用するのは(現代においては)当たり前のようになってきていますが、キャッシングなどを活用される時には、かなりの金利水準になる=かなりの支払利息(金額)になるんだなぁ、ということを自覚してください。

気持ちはわかります。目を逸らしたくなります。気持ち・意識の上では現実逃避したくなります。でも、当サイトであなたにお薦めしている借金から⇒資産づくりへの転換・変身をはかる、スタートさせる意味からも非常に大切ではないかと思います。

この3つの方式(元金均等・元利均等・アドオン方式)の比較については別の機会にまとめてみたいと思います。

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