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出る杭は打たれる、という言葉があります。
現実世界、ビジネス社会において本当なのでしょうか。体験からですが、大なり小なり、ありますね。組織とはそんなものかも知れません。

出る杭とは

組織のはみ出し者というような決して悪い意味ではありません。目立つ人物ということになりますが、それは意見具申や行動などにおいての自分勝手な動きなども入るかと思います。

日本の組織風土は、年功序列・稟議制度など上司・先輩方との調整・調和を大切にする文化があります。言葉は汚いかも知れませんが、「根回し」という文化もあります。

つまり、みんなで・仲間外れはとんでもない、という世界です。

下手をすると、稟議や稟議以前の段階でも、「その話は聞いてないよ」というようなコトを言う人すら存在します。
そんな組織風土・文化から、出てくる言葉が「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ということかも知れません。

もちろん、組織内に同期などにおいてのライバルは存在します。大なり小なり出世競争がありますから。
(われ関せず、という方もいらっしゃいますが)

目立つことをすると、個人的なパフォーマンスが過ぎる、と判断するというか、色眼鏡で見るような人たちもいるのが組織です。
テレビなどで世論調査の結果などをみると、100%の賛成や反対というのはありませんね。

意見が分かれるのです。同じように、人を他人を、人物を見る目は、違うのです。
いくら自分の味方がたくさんいても、ほんのわずかであるかも知れませんが、反対・足を引っ張る人も存在するのが現実の世界です。

そのように考えておくことが必要かと思われます。

寄らば大樹の陰

長い物には巻かれよ、長い物には巻かれろ、という言葉があります。
寄らば大樹の陰、という言葉もあります。

要は、みんなで渡れば・・・の世界です。

サラリーマンとは、極端に言うと仕事の出来高が他人と違っても、ちゃんと給料がもらえる世界の人たちでもあります。
多くのサラリーマンが、そこまで頑張らなくても、1人だけ突出しなくても、みんなと一緒に行こうぜ、という発想・観念の人たちもいるのです。

かつ、そんな人たちが多いのも事実です。大企業病という言い方をしたりもします。

安定、安心、平穏、無難・・・そんな毎日に染まってしまったら、大なり小なりみんなそんな風になるのかも知れませんね。

出過ぎる杭は?

単純に、目立つことが好き、というような話ではありません。
人間的に、魅力あふれる存在になる、ということです。

出過ぎる杭になるということは、当然、組織ですから敵(味方ではない人たち)も生まれます。
組織全員から好かれる人はいません。AK○48などのメンバーを見ても、特定の人物がすべてのファンを独り占めするかというと、決してそうではありませんね。

出過ぎることで距離が遠くなる人もいますけど、魅力を感じて近づいてきてくれる人もいます。
頼りにしてくれる上司・先輩も、必ず身近にいるようになります。

突出した才能・資質が必要というわけでもありません。
それは、自分の軸を太くする、ということでもあります。決して、右に左にブレない、軸です。

もし、その軸が間違っていたらその気づいた時点から変更すればいいだけの話です。

出過ぎる杭とは、自分の軸を太くする、ということです。個性です。オンリーワンの個性です。
他の人では代役にならない、という個性こそが、資質・スキル・財産です。

どうぞ意識してみてはいかがでしょうか。

まとめ

自分の所属する組織全体の風土・文化を十分に把握しましょう。どんな人物像が標準形で、どんな逸話が存在するか。
上司・先輩方で、逸話となったような人物が存在したか、しないかなども機会があれば頭に入れておいてもいいですね。

だから、ダメとか、OK、GO!というのではありません。
例がなければ、あなたが第一号になってもいいのです。

出る杭になりたければ、徹底的に「出ましょう」「出過ぎましょう」とアドバイスさせていただきます。

そんな人物なんだと周囲が評価してくれるようになれば、それが資質・才能・財産になります。中途半端はいけません。
自己啓発や勉強も必要です。
与えられたチャンスもきっちりと自分の宝物にするのです。

出る杭は打たれる、しかし、出過ぎた杭は打たれない。誰も追随できなくなります。
サラリーマンでも、ビジネスマンでも、何年も何十年もエネルギーを費やす必要はありません。

3年、5年という短い期間(それが短いと感じるか、長いと感じるかは人それぞれだと思いますが)頑張れば、一生の財産になるのですから。

意識してみてもいいかと思いますよ。老婆心ながら・・・すぐに定年がやってきますから。